■CALENDAR■
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       
<<前月 2024年03月 次月>>
■LOGIN■
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
USER PW:
■ADMIN■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■NEW ENTRIES■
■RECENT COMMENTS■
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■PROFILE■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■

画家とフルート奏者の対談
皆さん、お菓子食べてますか~?
僕? もちろん!

さて、昨夜「太陽と月」へトーキングブルースなるライブを見に行ってきた。トーキングブルースと聞けば古館伊知郎を思い出すが、こちらは僕の古くからの音楽仲間二人が繰り広げるトークショーだ。僕の知り合いの中でもしゃべくりに関して1,2を争う二人が組んでライブをしたらこうなるよな。コンセプトとしては気楽にトークしながら流れで選曲し歌を聴かせるということみたいだが、今回は3回目で、1回目から見ている人いわく、ますますトークの比率が高くなっているとのこと。昨夜は3時間のライブでたった6曲しかやらなかった。しかも本人達は6曲といってたが、お客さん側は5曲しか記憶にない。なんとまあすごいなあ~。
電車の時間もあり、ライブ後、ほとんど話せないまま、いや一方的に話されまくったまま、帰ることになり、なんとまあというあきれた感想しか言えなかったので、もう少しよかった面なども含めてここに書いておく。たまたまここを見て、彼らに近々会うことがある人がいたら、風の噂程度に伝わることもあるだろう。

さてその彼らを、チラッと紹介すると、その「太陽と月」の店主で歌うたいのキタニヤスタカとリンクのページで一番上にいらっしゃるハーピスト(ハーモニカを吹くおじさん)ウエッティージョー(現在はハーピンジョー)。どちらもヤルカミュージック時代はお世話になった。ジョーさんはヤルカレーベル第一弾でCD作った人、録音からその後のライブなどでサポートさせていただいたので、ヤルカ初期の頃の思い出が多い。キタニ君はヤルカが天満橋に引っ越してから、特によく来ていた。ヤルカからバイトに出かけ、ヤルカに帰ってきていた。ヤルカに住んでいた僕より、ヤルカのユニットバスを使っていたような気がする。そしてこの二人、とにかくよくしゃべるので、ヤルカ時代、何かの集まりでみんなでわいわいやっていて最後はこの二人がしゃべり続けていてその傍らで僕が作業をしているという、そんな記憶がある。
昨夜、ステージを見ながらその頃のことがリアルによみがえった。ここで友藤が大いに同意し、それに回りが反論し、僕が余計にややこしい意見を主張しと、かつてならこの二人を軸に大いに話が盛り上がったな~、夜士郎、脇さん、ブギーさんと、個性的な面々が、トークをいくらでも面白くしていたな、僕も作業をしながら聞こえてくる会話に引き込まれついつい横槍を入れたくなったな。でも、昨夜は客席で見ているのみ。もちろん彼らの無駄話は面白く、特にウエッティーさんは普段から多数の前ではみんなに聞かせる事を意識しつつしゃべる人、ライブではわりと真面目なトークをするが、そこはキタニ君のトークが柔軟剤になりますますウエッティーさんも饒舌になる。そりや聞いてるだけでも面白い。でもやはり話のネタによっては参加できなさに一抹の寂しさを感じずにはいられなかった。

さて、そんな長~いトークの合間に、おそらくキタニ君がしゃべり疲れたタイミングに導入される歌は、これももちろん狙いだろうけど、ゆるい感じでライブでどうしても入ってしまう余計な力がまったくなく、曲の作り手がほぼ100%その曲になりきれているという、絶妙な雰囲気を出せていた。そこにウエッティーのハーモニカが抜群に合っており、ただただ心地よく堪能できた。

ヤルカ時代、音楽仲間が集まって持て余すほどの時間の中で無駄話を繰り広げる。不意に誰かが歌いはじめ、それぞれに音を重ねる。そんな瞬間にすばらしい音楽が生まれたりしたものだ。

昨夜のライブ、その点ではまさに成功だろうな。この二人に面識があり、このイベントをまだ見ていない人にはぜひお勧めする。次回は年末あたりにするらしい。僕かい?もちろんまた見たいさ、10曲以上歌ってくれるのであればね。

| http://shuka.jp/blog/index.php?e=24 |
| 日記 | 10:08 AM | comments (0) | trackback (0) |

PAGE TOP ↑